この記事では、「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の6章について、黒幕とここまでまかれた伏線について考察を交えながら徹底的に解説します。記事の構成上ネタバレを多く含みます。閲覧の際は気を付けてください。
こんな人におススメ
全ての伏線が回収される圧巻の最終章。
めちゃくちゃ熱い展開を見逃すな。
キャラクター紹介
苗木誠
「超高校級の幸運」であり、全国の一般人の中からランダムに選ばれたという幸運の才能の持ち主。人より少しだけ前向きなのだけが取り柄と自分で言っているように、まさしく一般人である。
裁判終盤においてこの前向きさによって世界に希望をつなげるための精神的支柱となり、「超高校級の希望」と呼ばれるようになる。
江ノ島盾子
「超高校級のギャル」兼「超高校級の絶望」で、本コロシアイの首謀者。姉である戦場むくろと入れ替わっていて、裏で暗躍していた。
世界を予測不能な絶望に陥れることを目的に今回のコロシアイを計画していた。
どんな裁判?
5章で発生した戦場むくろ殺しの学級裁判のやり直しから、学園全体、そして世界の現状に関して次々に絶望的な事実が判明していく。それに対して苗木の希望を伝染させることで、みんなで学園を出ていくことを決める。
詳細解説
ここからは時系列順に詳しく事件の内容を見ていきましょう。
アニメ「ダンガンロンパ3 絶望編」などのネタバレを含まないように、無印の段階で判明している事実のみを確認していきます。
入学後しばらくは平和な学園生活が続いていた。その間の思い出写真が多く残され、様々なイベントで江ノ島の顔が映っていない写真を用意できるほどにはクラス仲が良かった。
そんなある日、希望ヶ峰学園内で「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」が発生する。(詳しくはアニメダンガンロンパ3にて)十神が5章で見つけた血まみれの教室は、この事件で出来上がったものである。
この事件が発端となって、「人類史上最大最悪の絶望的事件」に発展していく。「超高校級の絶望」の影響力によって、世界に次々と絶望が広がっていった。
エッフェル塔にモノクマ頭がついていたり、モノクマの被り物をした人々が車を破壊して街中が崩壊していたりなどまさにカオスで絶望的な光景が広がっている。
この状況に対して、才能の保護と育成を目的に掲げる希望ヶ峰学園は、学園の封鎖および生徒の保護を始めた。78期生と一人一人面談を行い、軟禁状態になることの了承を得た。
学園長である霧切仁の失敗は、超高校級の絶望もまとめて保護してしまったことである。78期生であり学園内に保護された江ノ島は、ついに最大の計画を実行に移しだす。
何らかの方法でクラスメイト達の学園生活の記憶を奪い、霧切仁を「宇宙旅行」というおしおきで抹殺することで、学園を支配した。
記憶を奪った方法は作中で明言されていない。「好きなように解釈しろ」と江ノ島は語っている。詳しくはダンガンロンパゼロ(小説)で明らかになる。
江ノ島は先述したように自身が特等席でコロシアイを観察するため以外にも、外の世界で生き残った希望の残党たちに「超高校級」という世界の希望が殺し合いをするという絶望的な光景を見せ、抵抗している希望をつぶすために生放送をしていた。
そんな中、江ノ島は生き残りたちが学園内で老衰していくというおしおきを考える。絶望は伝染していくという江ノ島の主張の通り、絶望的な外の世界の状況に対して仲間たちは絶望に苛まれていく。
一方で絶望と同じように、苗木の中に秘めた希望を伝染させていく。
苗木の希望を受け、江ノ島をおしおきし苗木たちは絶望の蔓延する外の世界へと歩き出す。
外の世界については、「絶対絶望少女」や「アニメ3 未来編」で明らかになる。
おしおき解説「超高校級の絶望的おしおき」
今までのおしおきがすべて江ノ島へ降りかかってくる全部載せなおしおき。笑顔で楽しそうにおしおきを受けていたが、最後の瞬間に真顔に戻りプレス機につぶされる。
飽きっぽい江ノ島が、死という最大の絶望にも飽きたことがあらわされている。
シリーズの全おしおきをまとめました。こちらもぜひ⇩
また、ダンガンロンパシリーズの全作品をまとめました⇩
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。既プレイの人でも、久しぶりにプレイしなおすと新しい発見があるはずなので、プレイしなおすのおすすめです。また、未プレイの人は事件以外にも面白い要素がたくさんあるので、ぜひ買ってプレイしましょう。
⇩他ゲームに関してまとめたもの
今後もダンガンロンパやミステリーADV関連の記事を書いていこうと思っているので、Twitterフォロー・サイトへの再訪問も待ってます!
以上ポコたくでした。
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