この記事では、「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」の4章で発生する殺人事件について、犯人とその方法、おしおきまで考察を交えながら徹底的に解説します。記事の構成上ネタバレを多く含みます。閲覧の際は気を付けてください。
こんな人におススメ
配信規約の関係上記事にスクショを載せることはできないため、画が気になる人は自分で買ってプレイするか、大手配信者なら2章までなら配信許可が下りている人もいるため、そちらの配信を見に行ってください。
「ただ死ぬのを待つだけの生など…そこに一体どんな意味がある?」
「そんなものが勇気であるはずがない!」
「それは諦めだ! ただの諦観だ!」
記事の構成上、ダンガンロンパ12リロードの設定資料集を多用しました。まだ持ってない人は、キャラの初期稿とか見れるのでおすすめです
キャラクター紹介
弐大猫丸
「超高校級のマネージャー」だが、競技者にもなれそうな屈強な肉体をしている。マッサージが上手いらしく終里は何度も彼の施術を受けていた。
3章において、モノクマと終里の戦いに巻き込まれて死んだかと思いきやメカ弐大として復活したものの、4章で死ぬという悲しみを背負ったキャラ。CEROをCにしたままバラバラ殺人を起こすためにメカ化したらしい。
田中眼蛇夢
「超高校級の飼育委員」で数々の動物を手なずける制圧せし氷の覇王。常にマフラーを巻いていて、その中には破壊神暗黒四天王という4匹のハムスターが住んでいる。本事件の犯人であり、裁判中に明らかになる彼の思想がかっこいい。
アニメでは某ロボットアニメに配慮されたのか「封印されし田中」として登場する。
どんな事件?
モノクマによってドッキリハウスに閉じ込められた一行は、食事を与えられず餓死寸前まで疲弊していた。そんな中、緩やかに全員が死に向かうことが認められない田中は、ファイナルデッドルームをクリアしてゲットした「極上の凶器」を利用して犯行を行い、弐大を殺害する。
詳細解説
ここからは時系列順に詳しく事件の内容を見ていきましょう。
第4の島のドッキリハウスに閉じ込められた日向たち一行に、殺人が起こるまで食料が与えられないという理不尽な動機が与えられた。外の光も入らない建物の中で日々を過ごし、このまま全員が餓死していくのではないかという状況の中、そんな絶望を打破しようと致死率1/6のファイナルデッドルームに田中が挑戦する。
ファイナルデッドルームは脱出ゲーム+ロシアンルーレットで構成されていて、脱出ゲームをクリアしてロシアンルーレットで生き残ることで「極上の凶器」を得られる、というモノクマの用意したギミックである。
無事クリアした田中はクリアした部屋(オクタゴン)についていた窓の外を見ることで、極上の凶器とは何かを理解する。ドッキリハウスの構造自体が凶器なのである。詳しくは割愛するが、建物間の高さが違うことで墜落死させられるというもの。また、オクタゴンには犯行に使える様々な凶器や道具と、二つの建物を行き来するための隠し通路があった。
まずは田中が犯行前に施した細工から見ていく。まず一つ目は、ストロベリーハウスとマスカットハウスをつなぐ連絡エレベータを破壊した。二つ目は、時計をずらすことによる弐大のおびき寄せである。メカとなった弐大には時計が備え付けられていて、彼だけが正確な時間を知ることが出来る一方で、他の生徒は時計を見ないと時間が分からない。そして、オクタゴンから必要な道具を用意し、弐大がやってくるのをストロベリータワーで待ち構える。
午前7時、モノクマ太極拳に参加するために弐大が起きてストロベリータワーまでやってくる。弐大と対峙した田中は破壊神暗黒四天王を使役して、弐大の首の裏についた「オヤスミスイッチ」を押す。行動不能になった弐大の胸のアラームタイマーを操作して7時30分に目が覚めるようにし、ワイヤーを使ってドアノブに括り付ける。
建物の構造の秘密を守るためイチゴ回廊の扉のスイッチを破壊し、マスカットハウスで扉のスイッチを押すことで弐大の身体を宙づりにした。
そして7時30分、目を覚ました弐大は不意に体を揺らしてしまったことでドアノブからワイヤーが外れ、そのまま落下。柱に頭をぶつけ絶命した。
おしおき解説「眼蛇夢大地に堕つ!!」
モノクマが扇動する動物の群れを見た田中は、共に生活する破壊神暗黒四天王たちを安全な場所に避難させ、手に持った木の棒で魔方陣を描く。
魔方陣を描き終え人体錬成をするように手を合わせると……!!何も起こらず、動物たちに轢き殺される。
破壊神暗黒四天王に見送られながら命を落とした田中の魂は動物たちに連れられて天国へと昇って行った。
終わりに
狛枝が致死率5/6のロシアンルーレットに挑戦してファイナルデッドルームをクリアしたことで様々な事実が判明する。ここからは狛枝劇場となるので、心の準備が大切。
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