科学省ルートプレイ中のメモや雑感をまとめています。
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終天教団の情報がまとまったファミ通も発売されています⇩
あらすじ
教祖のバラバラ殺人の情報を持っていることを匂わせ、伊音テコとの会合の約束を取り付けた下辺一行。
伊音テコが所長を務める巨大実験施設、龍宮へと招待された。
龍宮に到着すると、伊音によって教祖殺しの重要参考人として檻に捕らえられたが、神の力で逃げ出した。
犯人である物証、教祖の胴体を見つけるべく地下の研究施設に侵入する。

龍宮では「強い動物」を作るための研究が行われていて、各エリアごとに様々な環境が用意され多くの動物が暮らしている。
動物たちは頭にナーヴチップという思想を変えるチップが埋め込まれていて、肉食動物も手懐けられていた。
そんな動物たちと触れ合っていると、突然異教徒が侵入。動物が暴れ出した。
襲ってきた馬を神の力で調教し、間一髪で逃げ出す。

襲撃してきた異教徒を殲滅すれば教祖殺しの情報をくれるという伊音の誘いに乗り、伊音のオペレーションに従いながら、一般職員の中の唯一の生き残り大月空と協力して龍宮の地下深くへと潜っていく。
ゲームシステム
下辺零、伊音テコ、大月空の3人の視点を切り替えながら進めていくザッピングノベル。
428~封鎖された渋谷で~に似ている。
各視点から物語が進行し、あるキャラの力だけでは解決できない問題を他キャラクターを動かして解決するように選択肢を選ぶゲーム性。
シナリオ自体は面白かったけど、ゲーム難易度はそこまで高くない。選択肢を選んでいけば誰でもクリア可能な難易度感だった。
科学省が好きな人は是非428もプレイしてもらいたい。

伊音テコ
終天教国の科学を司り、多くの動物が暮らす地球を再建するという教祖との約束を守るため、龍宮での研究に没頭する天才科学者。

終天教国を維持するため、最大多数の最大幸福のために手を汚す。
他の人に頼れない、自分でなんとかしなきゃいけないという思いに追い詰められていた。
このルートで判明した新事実
龍宮について
龍宮の地下に他人の命を犠牲にして動く生体コンピューター「八咫」がある。
元々は八咫への動力源として生け贄の風習があった。
八咫は終天教国の周囲を囲うドームの維持に使われている。


神の力
神の力はハッキングである。
ロボットに対する支配はもちろん、動物の支配も脳に埋め込まれたナーヴチップに対するハッキングによって行われている。
破壊の力や黙示の力も登場キャラが全員ドロイドだと思うと納得。
破壊は回路の一部を熱暴走?なりなんなりすれば再現可能だし、黙示も下辺自身の視界に対してハッキングを行っていると考えられる。

世界滅亡
人類をはじめとしたあらゆる生命に子供が生まれなくなる異常が起きる。
それに呼応するように戦争がはじまり、人口減少と殺傷によって人類は絶滅間近。
地球には荒れた土地のみが残された。

教祖について
エリミネートコードという「封印された神の力」を持っている。教団本部の開かずの間で使用できる。

伊音テコは教祖の頭部を所持していた。
その風貌は下辺とそっくりで入れ替わりが起こった可能性は低い。
ここまでの推理
ここまで出てきた情報から、考えられるところまで推理してみました。
結局よくわかんないままだよ~(´;ω;`)
終天教国建国の歴史
人類の科学技術が発展し、ドロイドを作る事が可能になった。
自動化工場も作られ、世の中にドロイドが普及することに。(ドロイドが人類に貢献するため、人類の為に働く存在としての人格が植え付けられていたはず。)
そんな繁栄を極めた人類だが、子供が生まれなくなる異常によって急速に人口を減らし、滅亡が近づく。
子供が生まれなくなることと因果関係は不明だが、戦争も巻き起こった。

迫りくる死の恐怖から逃れるため、一種の防衛本能が生まれたのか、教祖を筆頭としたドロイドvs人類という戦いが巻き起こる。
ドロイド側は非暴力で戦いに臨み、戦闘基地への破壊工作を中心に立ち回る。
とはいえ人類同士の争いは終わらず地球は死の星となってしまった。
死の星となった地球で教祖が国を作る。天井がドームに覆われ、外との関係を断絶した国を作ることでドロイドだけが生きる終天教国が完成した。

互いに殺し合う人類を見ていた教祖はヒト(=神)からの離別を宣言。
殺しの禁止とヒトの信仰の禁止を教義としてまとめ、プログラムとして植え付けることで、平和な社会を作り上げた。

終天教国建国からしばらくして、ヒトへの回帰を謳う集団(異教徒)が現れる。
おそらくドロイドとしてのヒトに尽くすという本能が刺激されたもの。(違法薬物のウイルスによってヒトに尽くす思想を思い出した可能性もある。)

本編では、そんな世界の中で教祖が殺された混乱に乗じて発生した、各省におけるごたごたが描かれた。
終天教国とは
ドロイドのための国
ドロイドのドロイドによるドロイドのための国。
教祖を中心に建国され、殺しの禁止とヒトの信仰の禁止を中心的な教義として国家が運営されている。
国を興し教義をまとめた教祖、国家運営の実行者として教祖を補佐する各省幹部、教義を遵守する敬虔な信者がそれぞれ手を取り合う事で平和な国家が築かれていた。


カウントダウンについて
地球に対して破壊の限りを尽くした人類から逃げ、自分たちを保護するために作られた国であり、世界の終焉(=人類の絶滅)を願っている。
世界終焉のカウントダウンは残存人類の数であることが明かされているが、終天教国のスタンスとしてはひたすら待ちに徹している。
黒四館仄はそんな待ちの姿勢を好ましく思っておらず、クーデターを起こして残存人類を皆殺しにしようと企んでいた。

街の周囲のドーム
街の周囲にはドームが築かれ、外部からの攻撃や環境汚染を弾き返すようになっている。
ドーム内だけが安全な世界であるため、教団員たちは「外に出る」ことを異教徒の思想として扱う。

教祖について
教祖は女
教祖は女だが、性別は隠していて国のトップシークレットとして扱われている。
伊音テコは国家を築く前からの関係なので知っていた。
逆に他の教団幹部たちは教祖を男と認識している人が多い。

下辺零と同一人物?
小高作品では人物の入れ替えトリックはよく起こる(ロンパ無印の江ノ島・スーダン2の十神など)が、本作では教祖=下辺零は確定して良さそう。
主な要因は伊音テコが教祖=下辺零として扱っているため。
もっと言うと、教祖の意識を植え付けられたスペアボディだろうと考えている。
教祖の殺害について
1/1の午前0時より前、何らかの方法で祈りの間へ侵入。教祖が持っていたナイフを利用して教祖を襲撃。
正面から近づいて腕にナイフを突き刺した。
このことから犯人は少なくとも教祖が知っている人物であると考えられる。

そのナイフは高周波ブレードになっていて、祈りの間内部で死体をバラバラにした。
その際にドロイドの部品が祈りの間内部に散乱してしまった。

バラバラにした教祖の死体を持ち、1/1の午前0時ごろに教祖が着ていた羽織をパーカー部分まで羽織る事で大聖堂から脱出。
羽織は大聖堂近くで脱ぎ捨て移動した。
恐らく移動した先は終天教国を覆うドームの上。
犬神が死体発見時に神秘的な光を見たという話をしたのは、ドームが開かれたせいだと思われる。
そうなると教祖殺しの犯人はドームの操作が可能な伊音テコか? と思うが、そうすると科学省ルート終盤の態度がかみ合わない。
結局、よくわからん!!!
神の力とは
神の力はハッキングである。
ロボットに対する支配はもちろん、動物の支配も脳に埋め込まれたナーヴチップに対するハッキングによって行われている。
破壊の力や黙示の力も登場キャラが全員ドロイドだと思うと納得。
破壊は回路の一部を熱暴走?なりなんなりすれば再現可能だし、黙示も下辺自身の視界に対してハッキングを行っていると考えられる。

異教徒とは
神(=ヒト)を信仰する終天教団の敵対組織。
たばこの葉を原料にしたウイルスによって、脳に植え付けられた思想を除去することでドロイドが元来持っていたヒトに対する信仰を取り戻したと思われる。
ヒトに尽くすため、終天教国から脱出して人類の数を増やそうと画策している?

天使とは
神によって使わされた下辺にしか見えていない存在。
かと思いきや犬神も認識できているような描写がある。
本物の神によって授けられた力?
最後に
最終章は配信規約的に記事に残せないので、クリア後に全体レビューという形でネタバレなしで終天教団について語る記事を載せようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!!
クリアレビューはこちら⇩
ダンガンロンパやハンドレッドラインを中心に色々な記事を書いているので、そちらもぜひ読んで行ってください!!!
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