ダンガンロンパ 5章事件【ネタバレ徹底解説】

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この記事では、「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の5章で発生する殺人事件について、犯人とその方法、おしおきまで考察を交えながら徹底的に解説します。記事の構成上ネタバレを多く含みます。閲覧の際は気を付けてください。

6章で明らかになる5章事件の真相についても触れています。6章を未プレイの場合はネタバレになってしまうため先にそちらをプレイするのをおすすめします。

こんな人におススメ

  • ダンガンロンパプレイ済みで手早く復習したい人
  • 配信で見るのに予習したい人
  • プレイも動画見るのも面倒だけど内容を知っておきたい人
ポコたく
ポコたく

黒幕が霧切を消すために演出した事件。6章のネタバレも含んでいるので注意してください。

バッドエンドも見物なので、そっちも選択しよう。

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キャラクター紹介

霧切響子

超高校級の探偵」だが、黒幕からその記憶を奪われていて5章の最後まで自身の才能を思い出せなかった。一方で死体を探ったり、異様な観察眼があったりなど才能の片鱗は作中の随所で見せている。

探偵らしさは小説「ダンガンロンパ霧切」で遺憾なく発揮されている。

戦場むくろ

超高校級の軍人」兼「超高校級の絶望」であり、本事件の被害者。

中学のころに傭兵として海外の傭兵部隊「フェンリル」に所属し、手の甲に狼のタトゥーを入れている。詳しくは6章の解説で触れるが、双子の妹である江ノ島盾子と入れ替わっていた。

二次創作では苗木の味方になることが多い。

スーパーダンガンロンパ2のおまけ小説で活躍が描かれている。また、アニメ3で「翼をください」を歌う姿は必見。

江ノ島盾子

超高校級のギャル」兼「超高校級の絶望」で、本コロシアイの首謀者。5章事件の真犯人でもある。

双子の姉である戦場むくろと入れ替わり、裏で暗躍していた。

どんな事件?

希望ヶ峰学園のルールに縛られる黒幕が直接手を下すことはできないため、霧切を始末するために江ノ島(戦場の変装)の死体を再利用して学級裁判を開く。

本記事の作成にも役立った公式設定資料集1・2リロード、キャラクターの初期案が載っていたり開発者インタビューもあって見ごたえ十分の面白い本なので、ロンパファンなら買っておいて損はありません。
紙版がおすすめ!

詳細解説

ここからは時系列順に詳しく事件の内容を見ていきましょう。

事件の始まりは1章までさかのぼる。舞園の死が発覚し学級裁判の説明のために体育館に集まった生徒たちの中で、「学級裁判に参加したくない」と戦場がモノクマに暴力行為を働き、見せしめとして槍に貫かれて殺される。この死体は学園5階の生物室に保管されていた。

ナマモノ室 死体が安置されているが、6章まで入れない

江ノ島は死体を回収し、植物園に置いておく。その際爆弾を頭部に仕込んでいた。

事件当夜風邪をひいていた苗木と、疑いを向かわせておしおきによって処刑しようとしている霧切以外の全員を、機能停止したモノクマに注目を集めることによって体育館に集め、アリバイを作らせた。

事前準備を終えた江ノ島は、マスクを被り苗木を襲撃するポーズを見せる。この際、探索の時に腐川が見つけ、苗木が保管していたサバイバルナイフを奪われる。

ここで、霧切が事件に介入する。探偵としての「死神の足音」を聞く能力(事件の起こりそうな場所が分かる)によるものである。大神が破壊した学園長室の中からマスターキーを盗んでいるため、鍵のかかった部屋でも侵入することが出来た。

死神の足音に関しては、ダンガンロンパ霧切で詳しく語られる

江ノ島は5階へ逃げると、自身のマスクを戦場の死体にかぶせる。また、自身の着ていた白衣を着せて盗んだナイフを突き立てる。この時戦場は既に死んでいるため出血はない。そこで、植物園で飼われていた鶏を使って血を偽装した。その場で鶏を一羽締め、その血を使って白衣を汚すことで出血があったように見せたのだ。

そして事件発生の翌朝、モノクマが機能停止したことから黒幕が死んだと考えた一行は、学園長室を調べるために集合する。しかし扉には鍵がかかっていて、無理矢理鍵を開けるために十神は腐川に植物園のつるはしを持ってくるように指示する。

植物園で腐川は死体を発見し、ジェノサイダー翔と化し死体を見つけたことを報告する。

大爆発

ジェノサイダー翔が無理矢理死体のマスクを外したことで爆発が起こり、身元が分からなくなった。これは死体の身元を不明にする効果と、死体の体温を分からなくする効果がある。

人間の死体は、死後どんどん体温が冷えていき体が硬直する。いわゆる死後硬直と呼ばれる現象だが、これを調べることである程度死後どれだけ経ったかわかる。

ウェルダンな死体 冷え冷えの死体も偽造できた

事件解決のポイント

死体の手

爆発後の死体に残った特徴は、マニキュアを塗った手手の甲に残ったタトゥーだった。

身元不明の死体である本事件の被害者を特定する大きな証拠である。マニキュアを塗った爪をしていたのは江ノ島しかいないため、6章にてこの死体が江ノ島の死体を再利用したものだと判明する。

この特徴的なタトゥーを持つのは戦場であるため、入れ替わりに気づくことが出来る。

鶏の血

植物園では生きた鶏を飼っている。事件前は5匹いたが、死体発見後に確認すると4匹になっていた。

3章の輸血パックと同じように、血液の偽装のために鶏の血が使われたのだと考えられる。ここから、死体が再利用された可能性に気が付ける。

マスターキー

事件の凶器と思われるジュラルミン製の矢が武道場のロッカーから見つかり、ロッカーの鍵は霧切の部屋から見つかった。

自身の才能を明かさないことを疑われた霧切は十神に自身の部屋の鍵を没収されている。「事件発生前に十神に鍵を回収された霧切は自室に入れない」という主張が、ストーリー分岐の要になっている。

霧切がマスターキーを持っていると追及した場合は、マスターキーを使ってロッカーの鍵を置いたという結論になり、霧切がおしおきされる。追及しなかった場合は、苗木が自分で置いたものを偽装したという結論になり、苗木がおしおきされる。

おしおき解説「補習」

今回のおしおきは霧切verと苗木verある。おしおきの大筋は変わらず、学校の椅子に座らされ後ろ向きにベルトコンベアで輸送され、プレス機につぶされるというシンプルな内容。

その際にモノクマが教壇に立ち、生命の始まりと終わりの授業をしているが、これがとても悪趣味でおしおきらしさを加速させている。

霧切verでは、学園の謎は解かれることがなく、生き残った生徒たちは子供を作り学園内で生活していく様子が流れる。

絶望的なEND 夢オチで終わる

苗木verでは、ネットワーク内に残ったアルターエゴがおしおきに介入し、プレス機を止めて苗木を助ける。そのまま地下のゴミ捨て場に捨てられてしまう。「ゴミだらけの地下でじわじわと殺されるなんて…ある意味、一番しんどい、おしおきかもね」というモノクマの台詞通り、ゴミ山内でのサバイバル生活が始まる。

その後、マスターキーを持った霧切が地下に助けにきて、対黒幕の最後の学級裁判に挑む。

終わりに

今後もダンガンロンパやミステリーADV関連の記事を書いていこうと思っているので、Twitterフォロー・サイトへの再訪問も待ってます!

以上ポコたくでした。

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