この記事では、「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の4章で発生する殺人事件について、犯人とその方法、おしおきまで考察を交えながら徹底的に解説します。記事の構成上ネタバレを多く含みます。閲覧の際は気を付けてください。
こんな人におススメ

他殺に見せかけられた自殺
何回プレイしても涙がこぼれてくるいい章です!
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キャラクター紹介
大神さくら
「超高校級の格闘家」であり、現役女子高生ながら総合格闘技の世界大会を制覇した。
その人間離れした身体能力や外見とは裏腹に、ダンガンロンパシリーズ全体を見ても屈指の常識人かつ良識のある人間である。
作中では家族を人質に取られ、場が膠着状態に陥った際に事件を起こす「内通者」としての役割が与えられた。

通信簿イベントでは、外の世界に「ケンシロウ」という初恋相手兼倒さなければいけない相手を待たせていることが明かされる。

朝日奈葵
「超高校級のスイマー」であり、水泳部員でありながらも数多くのスポーツで結果を残すスポーツ万能選手。特に水泳では高校生記録をいくつも塗り替えている。
まっすぐなスポーツマンといった印象で、ギスギスしがちな無印においてムードメーカーをしている。(ただし今章では……)
朝比奈と書くと某ハルヒに出てくる未来人になってしまうので注意。

毎朝ベランダに出て、裸で寒風摩擦をしているらしい。

どんな事件?

動機によって大神さくらが内通者であることがバラされ、場は混乱の渦に巻き込まれた。
責任を取るために、大神は自殺を決意する…。
詳細解説
ここからは時系列順に詳しく事件の内容を見ていきましょう。
大神vsモノクマ
セレスの事件が終わった夜、苗木は体育館で戦う大神とモノクマの姿を目撃する。
2人の話から、大神が家族と道場を人質に取られ内通者となっている事を知る。
大神は黒幕に屈服せずに戦う苗木たちの姿を見て、自分も「もう退かぬ、もう媚びぬ、もう省みぬ」と、黒幕を裏切ることを決意したのだった。

内通者の発覚と疑心暗鬼
モノクマはそんな大神の裏切りに対して、動機として内通者の存在およびそれが大神であることを全員へ公表した。

内通者の存在が発覚したことで、大神を警戒する葉隠・腐川・十神の集団と、大神を信じる朝日奈・霧切・苗木の集団へ分断されることになる。
モノクマの狙いである疑心暗鬼を生み出すことになった。
朝日奈が傷つけられる

疑心暗鬼が加速し、大神に関する口論の結果、ジェノサイダー翔が朝日奈を傷つけるという事件が発生した。
葉隠の必死の叫びやジェノサイダー翔の流儀(萌える男子しか殺さない)から朝日奈が殺されることはなかったが、大神は自分でけじめをつける決心をした。

疑心暗鬼を止めるため、内通者である自分が自殺するという決心である。
遺書を用意して自殺に臨む。

十神・腐川・葉隠の呼び出し
大神は自殺の前に疑心暗鬼を解消するために、十神・腐川・葉隠と話をする場を作ろうと三人を別々に手紙で呼び出した。
話し合いの場は娯楽室。

呼び出された3人だが、それぞれ行動が異なる。
十神は呼び出しを無視して娯楽室には向かわずにいた。
腐川は前もって娯楽室に入ってロッカーに隠れておくことで、大神の狙いを明らかにしようとした。
葉隠は特に何も考えず、大神と共に娯楽室へ入った。
葉隠の攻撃
娯楽室にて、大神と葉隠の間に緊張感が漂う。
そんな空気の中、大神が「我が終わらせる…」とつぶやいたのを葉隠が聞いてしまう。
大神の鬼気迫る様子に殺されると勘違いした葉隠は、モノクマボトルを使って殴りつける。
この一撃によって大神は短時間気絶した。
気絶した大神を見た葉隠は自分が殺してしまったと思い込んだ。
娯楽室内の雑誌に「フカワ」と偽のダイイングメッセージを残し逃げ出す。

ジェノサイダー翔登場
この様子をロッカーから見ていた腐川は、自分の名前が書かれた雑誌を棚に戻す。

その際に上下逆さまに戻してしまっていて証拠発見および腐川の事件への関与が明らかになりました。
振り返ると、顔面を血だらけにした大神が目の前に立っていた。
血を見たことでジェノサイダー翔となり、ジェノサイダー翔も身の危険を感じたためモノクマボトルで大神を殴りつけて逃げ出す。
その際にモノクマボトルの破片を処理して外に出た。

大神の自殺
二度目の殴打だったが、大神は超人的な肉体によって死ぬことはなかった。
最初の決意通り、大神は自分が用意した毒薬を呷る。
死体発見時
大神が十神・腐川・葉隠の3人を娯楽室に呼び出して話をすることを事前に聞いていた朝日奈は、娯楽室へ向かう。
そこで、娯楽室の中で俯く大神と、廊下に落ちていた遺書を見つける。
朝日奈は娯楽室の外に置かれていた「醜い争い合いに絶望した」という大神の遺書を読み、クロを間違えて指摘することによる心中をもくろむ。
まずは苗木・霧切に娯楽室で死体を見つけたことを報告する。

ただし、この遺書はモノクマの用意した偽の遺書。
「署名もないのに~」とか言っていたが、流石にこれは事件に関与し過ぎでは?

朝日奈の偽装工作
苗木が娯楽室の扉の窓を破り、大神の死体に気を取られている隙に、朝日奈は地面に落ちていた毒薬の瓶を回収した。
そして「みんなを呼んでくる」と言い残し、化学室へ向かう。
化学室でプロテイン容器を用意し、毒瓶の中身にプロテインを移して化学室のAの棚へ置いた。
全員を呼んでから、娯楽室に戻って空になったプロテイン容器を地面に落とし、服毒自殺ではないと印象付ける偽装工作を行った。


しかし、実際には仲間たちで結束を強めるために自身が犠牲となるという遺書が朝日奈に向けて残されていた。
事件解決のポイント
謎の手形・頭部の傷・モノクマボトル
- 娯楽室のロッカーには謎の手形が残されていた。
- 大神の頭部の傷は2か所あった
- モノクマボトルの破片が1つ分より多かった
モノクマボトルで大神を殴ったと自白した葉隠が犯人であると議論が終結しそうなところで、別人が現場にいたことを示す証拠となった。
ここから腐川の事件への関与が明らかになっていく。

ダイイングメッセージ?

現場には「フカワ」と書かれた血文字のダイイングメッセージが残されていた。しかし、大神の指先に血はついておらず、犯人を示すものなのに雑誌棚の中に隠されているなど不自然な点が多い。
大神の残した物ではなく、誰かが偽装のために作ったものであることが分かり、葉隠の事件への関与が示された。また、これが隠されていることからも腐川が現場にいたことが示される。
密室殺人

扉は椅子によって開かなくなっていて、他に出入り口がない完璧な密室を構成していた。
実際は大神が他の人に疑いが向かないように密室を作っていたのであり、モノクマの遺書の介入によって朝日奈が暴走しなければ、簡単に片付いた事件だったと思われる。
朝日奈の不審な態度

死体発見後、死体に近寄らずに他の人を呼びに行くなど、普段の朝日奈では考えられない行動を取っていた。この際に偽装工作を行っていた。
丁寧にキャラクターの心理を見ていれば死体発見の時点で彼女が犯行に関係していることにも気づけるかも……?
おしおき解説「ショベルの達人」

クロである大神が自殺したため、今回はおしおきがないと思われていたが、モノクマはネットワークに侵入していたアルターエゴに対しておしおきを執行した。生徒でないためいつでも死刑を執行できるという理屈だが、苗木たちおよびプレイヤーに強い怒りを植え付けた。

モノクマ扮するショベルカーの達人が、アルターエゴの入ったノートPCを原型のなくなるまで破壊し、ボール状にするというおしおき。人が対象でないため、あまりグロさや痛みを感じることはないが、かわいそうが過ぎる。

後の作品でも出てくる重要なアイテムとなった。

終わりに
葉隠の自白によって事件が終結するかと思いきや、腐川の事件への関与、朝日奈の暗躍といった新事実が次々と飛び出し、最終的には大神の自殺という二転三転する驚きの展開な本事件。
オーガが天使すぎて泣ける。
5章事件の解説はこちら⇩






































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