- ジャンル：ダークファンタジー推理アクション
- CERO：D
- 発売年：2023
- 発売元：株式会社スパイク・チュンソフト
- 値段：6345円
- プレイ可能ハード：Switch
- クリア時間：25時間
「ダンガンロンパ」を生み出した小高さんの新作ミステリーADVを見ていきます！
発売一周年！！
こんな人におすすめ！！
- ダンガンロンパシリーズクリア済みの人
- ミステリーが好きな人
最高なストーリーと伏線回収
雨が降り続ける街「カナイ区」は超巨大企業「アマテラス社」の支配下にあり、未解決事件が多発している。
事件の調査に乗り出すのは、未解決事件の撲滅を掲げる組織「世界探偵機構」に所属する「超探偵」たち。
超探偵は探偵特殊能力を持っていて、それを事件捜査に活用する。例えば、過去視や生体感知などの完全に超能力の域に達しているものや、変装など常識の範囲内のものもある。
主人公であるユーマとその契約者である死に神ちゃんは超探偵たちと協力しながら、未解決事件の解決を目指していく。
それぞれの事件の難易度は低めで、ミステリーADVに慣れている人にとっては捜査時点である程度推理できそうな難易度だった。そのため、ミステリーADV初心者におすすめしたいゲームだが、ロンパシリーズのファンサービスもあるため、ダンガンロンパを先にやる方が楽しめると思う。
⇩ダンガンロンパに関してはこちらから
殺人事件を解決していき、その果てにカナイ区における全ての謎が解明し、きれいに物語を締めくくるラストは必見。小高作品全般に言えることだが、ラストに向けて精密に練られた伏線が回収され、すっきりとした読後感がある。
特に偶数章と最終章が面白い。2章までは配信が許可されているため大手配信者も実況しているので、試しに見てみると雰囲気が分かる。
印象的なキャラクター達
まずは何よりもメインキャラクターである超探偵達の見た目がとても良い。キャラクタービジュアル見るだけでも好きなキャラができるはず。
各章ごとに様々な超探偵と共に捜査するため、バディものとしても楽しめる。特に、全章死に神ちゃんと共に捜査し、彼女の軽口を聞きながら事件を解決していくため、死に神ちゃんは絶対に好きになる。
また、物語の舞台であるカナイ区の街並みが綺麗。ネオンの輝く「カマサキ地区」やおしゃれな街並みの「ギンマ地区」など特色のある複数の地区から構成されている。常に降り続ける雨にネオンの輝きが映える。
サイバーパンクやネオ日本的な要素が好きなら気に入る街になっていると思う。
Steam、PS5で販売されるレインコードプラスではSwitchというハードの限界を超えて街並みが表現されるとのことなので、今気になっている人はそちらを確認してみてください。
雨を感じる音楽
ダンガンロンパシリーズの高田さんが担当した楽曲はどれも耳に残る名曲。
特に良いのが02番「ハイソサシティ」。街中で流れる音楽で、雨の日に聞きたくなるような曲調である。
特に街中での楽曲が雨の街とリンクしていて、雨の日には聞きたくなるような音楽になっている。
SEはどれも爽快感があり、耳心地が良い。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！
今後もダンガンロンパを中心に様々な記事を書いていこうと思っています。
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